みなさん、おはようございます😄
この「てるてる日記」では、この代表である自分自身のうつ病や難病での体験から、自分が取り入れて良かった方法や考え方について、お伝えしております。
シンプルプラン [徳島障害年金サポートセンター ライトハウス社会保険労務士事務所:認定率100%継続中] (lighthouse-sharoshi.com)
先週は、『これからの時期に大事なものは「水分補給」~熱中症にご注意を!~』について、お話ししました。
今週は、『何でも出来る人なんて存在しない~「常識も変わっていくものだ」~』について、お話しします😄
少し前にこのブログでお話しした末期癌の男性のお話。
覚えておられるでしょうか?
前回のブログはこちら▶『夢を諦めないで~「希望こそが特効薬」~』
一昨日、水曜日に男性のお母さんと電話でお話ししました。
10日前にお約束していたのが、ここ最近忙しくて私が体調を崩してしまい、なかなかできなかったんです。
本業で大幅なコストダウンによる「シンプルプラン」を始めたことで、ご相談が殺到したことが主な原因でした。
やむを得ず、原則、電話対応を控えて、ネット対応のみに切り替えました。
そんなわけで、水曜日は定休日。
それでも密かに外回りを含めて8時間ほど働いていましたが・・😓
で、そのお母さんとのお話しです。
私より1つ年上の、今年60歳になる息子さん。
一人で起きて、また歩行することはさすがに2年間も末期癌で寝たきりですから、まだまだ無理。
でも、80歳を過ぎたお母さんは、我が家に帰ってきた息子さんの、末期癌で横になって口もきけずにいた姿しか見ていない。
このことから、突然やる気を見せ始めた息子さんを見ていて、「何か、私でできることはないのか?やり残したままでは私は死ねない!」と、大変気合いが入っていました。
というよりも入りすぎていました。
そこで、余命宣告を受けていた私の、寝たきりでのほぼ4年間のことをお話しして、
「無理すると倒れて頭を打っては大変です・・」
と、やる気満々のお母さんに少しだけ抑えていただくことをお話し。
そして、我が身でわかったことをお話ししたのです。
それは、2年前に開業する直前、必要なら心臓弁膜症の手術をしようと、紹介状を持って大学病院に行ったときのお話し。
「脳と心臓の細胞は再生しない」
このように私はずっと医師から言われて、言わば「引導を渡す」ことをされていました。
連帯保証人がないから受付で入院手続きを断られていましたので、診察した病院長が入院手術を勧めても、私は為す術がなかった。
大きな公立病院では、管理者の権限も限定的なようでした。
この理由は・・とお話しすると長くなってしまうので、ちょっと省略。
私がお母さんにお話ししたことは、
「医学の非常識も新たな発見とともに常識に変わることがある」
ということです。
物理学の世界とかでもこのことはよく見聞きすることだと思います。
人には自己治癒能力があります。
ほっといても治るものは治る。
ただ、その場合、
「再生する能力が勝つのか?また病気の進行速度等が勝つのか?」
ということが問題となります。
心臓弁膜症で私はわかったときには心停止があったそうでしたから、なおさら。
それでも入院できないなんて・・・。
と、「世の中は不公平だ」と生まれてきたときからの不満でいっぱいになり、私は我が身を呪ったものでした。
「余命宣告の上で、こんなことまでが・・・」
と、そんな状況下で私は、「免疫革命」の著者、阿保徹先生のご指導にかけるしかありませんでした。
「信ずる者は救われる」
そう、思い込もうと努力しましたが、途中では、
「ダメなときはダメ」と思いながらも、「悔いだけは残さないようにしよう」と考えを切り替えました。
で、また話がそれて行かないうちに。。。
結局、どうなったのか・・・。
というと、大学病院で午前中、心エコーを撮ってお昼頃に診察。
医師は、
「この検査はおかしいので、再検査しますね。」
実は、朝一で出かけたことで、朝飯抜きでした私は、
「え~・・」
仕方がないので、早く終えて帰りたいことから、呼ばれるまでずっと待合で待機。
売店に行く暇もありませんでした。
再検査は3時過ぎ。
再検査のときには、最初とは違い、検査に当たるスタッフが3人。
「なんでこの人だけ検査が間違うんだよ!」
そういう声が耳に入ります。
そして、後から医師らしい人たちが3,4人。
検査が始まっている間、議論を続けていました。
「はい!息を止めて!」
撮影の時によく言われることですよね?
ところが、ずっと議論しているものだから、医師の先生?は
「はい、吐いてください」
と言うのを忘れている訳です。
そんなことが3度ほど。
私は思いました。
「心臓弁膜症で死ぬんじゃ無くて、これは窒息死するかもしれない・・・」
私は思いっきり、そんなことを考えて困ってしまいました。
「早く終えて帰りたい!飯が食いたい!」
心の中はもうそれだけ・・・。
4時過ぎになってまた診察に呼ばれました。
「画像には・・・何も出てません。心臓弁膜症の様子は映っていません・・・」
「先生、そのことを診断書に書いてもらえますか?」
「うーん、でも、かかりつけ医では1年前に中程度として画像がありますから・・・。万が一のためにもカルテにも中程度と書いておきますね!何かあったらすぐに連絡して飛んで来てください。」
「え~!」っと心の中で私。
ちょうどその後、同じ徳島市内の違う病院で心臓弁膜症の手術をした人の記事を、偶然目にしました。
その病院はとても親切でいて、連帯保証人がいなくても身寄りの無いその人のことを考え、手術をされました。
ところが、予期していないことが起こり、患者は亡くなりました。
後日、わかったことは手術に問題はなかったそうです。
問題は、身寄りがいないはずだった患者に、突然、県外から血縁だと言う夫婦が出て来て、訴えを起こしたのです!
「手術にミスがあったのだから、損害賠償しろ!」
推測ですが、このことも関係があると私は耳にしてから思いました。
「これは、同じ医療の世界の関係者は悩むよなあ・・・」
人が良かれと思ってしたことが、裏目にでることはよくありますが、いやはや・・・。
と、この話もここまで。。。
元に戻して、私はお母さんにこうした自分の体験をお話しして、次のことを言いました。
「筋肉を動かすことで、脳に神経伝達により電気信号のようなものが送信され、刺激を与えて認知症等にも効果があるようです。」
と。
病気療養中に私が見た記事から、
「大きな筋肉になるほど、この電気信号?が大きくなり、脳への刺激も強くなり、脳が活性化しやすくなる。そのため、認知症の予防にもつながることから、大きな脚の筋肉を動かすウオーキングは認知症の予防につながる。」
と知って私は、
「通常は、脳が信号を出して筋肉に指令を送るけれど、逆もあるんだ!だったら、刺激が強すぎなければ、関係する他の部分の細胞も活性化して、病気も良くすることができるのではないか?」
「もし、そうならなくても、阿保徹先生が、血行が良くなることで新陳代謝が進み、病気も治りやすくなると言われている。免疫力も1度の体温上昇で数倍に跳ね上がるとご指導されている。」
こう、思い出して自分に言い聞かせたのでした。
そのことだけではなく、いろいろと試したことがありましたので、それだけで良くなったのではないことは確か。
でも、このことも私は効果があったのだと信じています。
それと、
「何事にしても新たな発見しだいで、非常識は常識へと変わっていくものだ」
ということを信じています。
「技術革新も、また医療の世界でも日進月歩の世の中で、不変のものはないのだ」と思っています。
3000年前にお釈迦様もこのように教えられていますし。
男性のお母さんは、
「息子は一生懸命に努力しているから、見守ることも必要なんですね。。。」
と言われて、また、
「それでもじっとしていられないから、今度、(私に)教えていただいた漢方のクリニックに相談に行ってきます。じっとしていると、私が精神的に動かないと参ってしまいそうで・・・」
と話されました。😓
でも、
「手続きが終わってしまったのに、いろいろとありがとうございます。」
と喜んでいただけました。
少し離れたところでお住まいなのですが、今度、そちらの役所等に用事があることから、また連絡して息子さんにお会いしようと思っています。
「元気になったら、仕事と空手の稽古。また一緒に稽古しましょうよ!」
と、息子さんにお話ししたいと存じます。
私が良くなってきたのは、「好きなことをしようとそれだけを考えて、夢中になるようにしていったから」です、おそらくは。
息子さんにもそうお話しした前回。
今度もその続きをしようと思っています。
今回は「諦めたらおしまい」ということと、「非常識は常識に置き換わることも存在する」ということ。
それと、お釈迦様の言われるとおり、
「何でも理解できる人なんて存在しない。人は仏さまの知恵には遠く及ぶことはない。」
という教えのことを、お伝えしようと思いました。
以上、『何でも出来る人なんて存在しない~「常識も変わっていくものだ」~』についてでした🙇
では、また来週金曜日にお会いしましょう。🙋
なお、よろしければ次のブログもご覧になってください🙇
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(続く)