みなさん、おはようございます😄
この「てるてる日記」では、この代表である自分自身のうつ病や難病での体験から、自分が取り入れて良かった方法や考え方について、お伝えしております。
シンプルプラン [徳島障害年金サポートセンター ライトハウス社会保険労務士事務所:認定率100%継続中] (lighthouse-sharoshi.com)
前回は、『コロナウィルスが陰性となってから気をつけること~心臓の方にもご注意を!』について、お話ししました。
今日は、「コロナ感染後には心臓にご注意~私が試みている1つの方法について~」について、お話ししたいと思います。
前回は「・・・心臓にもご注意を!」でしたが、今回は「では、いかにして注意をするのか?」についてです。
入院中に私の主治医の先生も言われていました。
「ほとんどの患者さんが点滴したり、酸素吸入して症状が落ち着くと、そのまま寝たきりの状態となって自分では何もしなくなり、結局、それ以上、良くも悪くもならなくなってしまう」
整形外科の手術とかと同じく、コロナ感染後のリハビリ等においても、元の状態への機能回復を図るには、やっぱりリハビリによるトレーニングしかないのだと思います。
ただ、前回のブログで、「心臓に負担がかかるからご注意」と申し上げましたが、その「心臓の負担をかけないためにできる方法」として、心拍トレーニングを私は行っています。
何度か、この「心拍トレーニング」については、このブログでもお話ししたことがありました。
どういったことなのか、ご説明いたします。
計算の式はいろいろとありますが、私は昔から次の式を使用しています。
『最大心拍数=(自分の年齢)-220』
で大まかな最大心拍数を算出します。
最大心拍数とは、「自分自身が出せる最大値の心拍数のこと」です。
次に、「有酸素運動と無酸素運動の分岐点となる心拍数」を算出します。
これもいろいろと考え方等によりあるようですが、私の過去にサイクリングをした際の頃のものですと、
『最大心拍数×(60%~70%)』
この数式を私は使っており、今もこの式を用いて数値を算出し、その数値内の数字となるように自分で気をつけて調整しながら、リハビリがてらに空手の稽古をしたりしています。
これで算出した数値内でも数字が高くなるほど、無酸素運動の領域に近づくわけです。
無酸素運動は、筋トレや陸寿の短距離等に見られるように、筋肉の発達に大きな効果をもたらします。
反面、その負荷は大きく、身体への負担も大きくなります。
その負荷にもよりますが、無酸素運動は疲労の回復にも2,3日必要となるなど時間を要します。
そのことから、弱った身体を回復させることを最優先しなければならないこの時期に、あえて無酸素運動を行うことは疲れを増すだけにしかなりません。
そうした結果、身体の恒常性を余計に下げてしまうことにもなり、免疫力も下がってしまいます。
免疫力が下がる、そのようになるとまた別の感染症にかかる可能性が高くなり、私のようにすでに持病をお持ちの方はそのご病気が悪化することもあり得ます。
栄養、アミノ酸の面から考えてもても、疲労回復にはグルタミンというアミノ酸の一種が最優先して使われます。
それは、たとえ異なる目的で、筋トレ愛好者がよく好んで摂取されるBCAAを取られたとしても、筋トレ後のように身体の疲労回復等の修復が急がれる場合には、体内にて「BCAAをグルタミンへ変える」ということが行われております。
そして、筋肉細胞の疲労回復よりも、もっと病気やけがによる生命維持にかかる方をまず優先的に選択して、その組織の修復等に使用されることになります。
このように、私たちの体内では既に優先順位が定められ、生命維持に関して重要なものを最優先して修復が行われるように、仕組みが存在するわけです。
このような事情から、コロナ感染後のように身体が弱り切った状態において、筋トレ等の高負荷のリハビリ乃至トレーニングを行うことは、絶対に避けられるなければなりません。
特に、心肺機能にも大きな負担を与えるため、コロナ感染後で弱りきった身体で行うことは、絶対にしてはならないことです。
その意味からでも、私はリハビリ等の目安として「心拍トレーニングの理論を使用すること」をお勧めいたします。
このことで、自分自身の身体について無理のない運動(リハビリ)のレベルを知る、一つの基準になるからです。
さて、あらためて、その心拍トレーニングに使用する数式を整理しますと、
『(自分の年齢-220)×(60%~70%)=有酸素運動と無酸素運動の分岐点となる目標とする心拍数』
ということになり、この式で算出された数字に近いほど、負荷が高くなり、身体への負担が大きくなって参ります。
ここで、コロナ感染後の状態がどういったものかを、私のことから説明いたします。
やっぱり現在も咳き込むなどして、肺が弱っていることを実感できます。
その影響からだと思われますが、私の場合、ジッと座っている普段の状態で、心拍数がすでに100前後と高い数値になっています。
このことから、最初から高い数値となっていることから、目安となる数字に到達するまでにはあまり時間は必要ありません。
要するに、それだけ心臓または肺などにも本当に余裕がなく、全く無理の利かない状態だということです。
ですから、心臓も、また他の部分にもあまり負荷をかけ過ぎないことを心がけて、「ずいぶんと軽めで行う」方が無難であると思われます。
ベストセラー「免疫革命」著者である医師の阿保 徹先生は、
「病気を治すのは95%以上、患者の力。医師はたった5%にしか過ぎない」
として、
「医師等がいかに頑張ったとしても、患者自身が治そうとして頑張らなければ、病気を治すことはできない。」
このように言われております。
自分自身ができる範囲で治療及びリハビリ等を続けていくことこそが一番大切なことです。
自らの未来の門は自分自身が叩かなければ、誰も自分に代わって叩いてはくれないものです。
「自分の病気を治すことは患者が治療やリハビリに励むより他にはない。」
前述の「阿保 徹」先生のお言葉のように「95%は患者の力」でしかないことをしっかりと自覚し、このことを常に頭の中の隅に置いておき意識しながら日々を過ごすことで、病気も少しずつ快方に向かうことができる。
このことを、私は自分自身の10年以上もの余命宣告を受けて難病と闘った体験より学びました。
健康になるのも、病気を治すことも、結局、頑張るのは患者自身です。
私は、現在、コロナウイルス感染後、こうしてリハビリに励むことで、
今回、入院中に本当に一生懸命になってお世話をしていただいた、ICUを含めた徳島県立中央病院の医療スタッフの皆さんへの感謝の気持ちを忘れることなく、
「いつの日かその恩返し的なことができるようになりたい」と、そのように願っております。
以上、『コロナ感染後には心臓にご注意~私が試みている1つの方法について~』についてでした🙇
では、また来週金曜日にお会いしましょう。🙋
なお、よろしければ次のブログもご覧になってください🙇
「初診日について~ここが肝心!🙋~」 (lighthouse-sharoshi.com) 毎週月曜日更新!
『大好きなラーメンの大ピンチ!~「1000円の壁」は人ごとじゃない!!~』 | 自らが病気で障害年金をもらった社労士が、あなたの障害年金のお悩みを解決いたします! (ameblo.jp) 毎週不定期に更新!
(続く)