みなさん、おはようございます😄
この「てるてる日記」では、この代表である自分自身のうつ病や難病での体験から、自分が取り入れて良かった方法や考え方について、お伝えしております。
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先週は、『今日一日だけを乗り越えるようにして~コップの水をこぼして1時間泣いて過ごす私~』について、お話ししました。
今週は、『「感謝の気持ちを持つことは自分の未来も明るくする」~設立1周年を迎えて~』について、お話しします😄
病気で10年以上療養生活を続けていた私は、元気になったら言ってみたいと思っていたイベントがありました。
それは徳島市内で行われている「マチ★アソビ」というコスプレのお祭りでした。
別にコスプレに興味があるのではありません。
確かに、私も超オタクであると自認しています😓
でも、前職である徳島県庁がまたそういうイベントに力を貸すことを意外に思ったからでした。
「コスプレってどんな人たちが集まるのかなあ?」
と娯楽のない徳島にはめずらしいことだと、心から感心していました。
「病気が良くなったら観に行きたいなあ・・」
でも、このゴールデンウイーク前に、そのイベントを中止したという記事を目にしました。
理由は見当たりませんでした。
が、地方都市ではたいてい、コロナウィルスの影響で企業の体力も弱っています。
そこに、インボイス等の税制改革、そして賃上げ、働き方改革などの影響で、徳島県内の企業は本当にもうアップアップしています。
四国の4つの県庁所在地で、中核都市、つまり人口30万人ない県庁所在地は徳島市だけです。
人口はわずか25万人足らず。
同じ四国の愛媛県の松山市は先日、「ついに人口50万人を切った!大変だ!」という記事が流れていました。
徳島市と松山市は、同じ四国4県の県庁所在地でも人口ではちょうど倍も違うんです!
ちなみに、徳島県の人口は70万人。。。
松山市が50万人・・・。
徳島県と愛媛県松山市は、かたや県、かたや市でほとんど張り合っているようなわけです。
で、当然、人口だけではなく、企業の規模も小さく、数も少ない。
財政は超厳しいのも当たり前で、これまでのイベントも見直しが必要になるのも私には理解できました。
私がいた頃の徳島県庁なら「コスプレどころじゃない!」と口にするものなら言われたことでしょう。
でも、ビックリしたのは先日。
4日の夕方ニュースにて、民間団体がコスプレのイベントを実施したのを耳にしたときでした。
「元気な人たちが自分たちで道を切り開いたのだなあ」
私はとてもうれしくなりました。
若い人たちが自らこうした行動を起こしたことがうれしかったのです。
何が起こっても無関心の世間の人々。
その風潮の中で、こうして若い人が何かをやろうとしたこと。
私はとてもこれは大きなことだと感じました。
そして、今週の火曜日にまた耳にしたことがありました。
イベントを中止したはずの徳島県庁が、そのイベントに補助をしたというのです。
真偽のほどは確認してないのでわかりません。
でも、そのことは「お祭りやりたい」と、徳島県庁へたくさん投書をしたことがあったのだそうです!
ここでも、私のいた頃の徳島県庁なら何もしない。
でも、今はこの「県民の声に県庁が応えた」というのです。
ちょうど1年前の5月に後藤田知事が就任。
でも、財政状態は最悪で、「ただでも貧乏なところなのにな」とちょっと気の毒に思っていました。
「前知事が20年間も在任していたことから、いろいろと方向転換することはとても難しいだろう。」
私はそう思っていました。
でも、中身に心細いであろう財布から、県民のこうした声に動かされて、後藤田知事、徳島県庁は動きを見せたわけです。。。
これは、本当に凄いことなんです!
貧乏生活を幼少の頃から味わった私にはとてもよく理解できます。
貧乏な人が他の人と同じことをらるというのは、本当に大変なんです。
私は、よく、小学校の頃、忘れ物をしたことで、廊下に立たされました。
「明日は体育でソフトボールをするから、グローブを用意してくるように!」
グローブを見たこともない私は、食べるものの心配をしても、そうした教材を買うという学校の先生の声には従うことをやりませんでした。
それどころじゃなかったからです。
でも、真実は旧友たちの前では恥ずかしくて言えない。
だから、忘れたふりをしていました。
学校の先生の評価はまず最悪でしょう。
「あの子は学校の先生の言うことをひとつも聴かない」
そう言われていたことも知っています。
こうしたことから、私は貧乏な人がみんなと同じことをすることが、いかに大変なことであるのか、理解できるのです。
ですから、この知事、県庁の判断は素晴らしいと感じました。
また、英断だとも思いました。
「なぜ、英断なのか?」
それは、阿波踊りしか他に娯楽がないような徳島。
その阿波踊りも高速道路で日帰りする観光客が多いと耳にしております。
それが、コスプレのお祭りに来た若い子がニュースで、
「明日もまた一日頑張ります!」
と、明るい大きな声が話していることを耳にしたからです。
「明日も」ということは宿泊するということですから。
泊まりがけで毎年、徳島に来てくれるこうした方たち。
八十八カ所参りでよく言われる「御接待の心」や、オリンピック誘致で有名になった「おもてなし」という言葉に表れている、「お迎えするという心」。
「他に見所もあるようには思われないと現地の私が思っているこの徳島県に、こうしてわざわざ毎年、徳島に喜んできてくれる方たちがいること」ってありがたいじゃないですか!
たとえ、それが少人数であったとしても、
「毎年訪れてくれるそういう人たちを温かく迎える心こそ、私は徳島県人として一番大切なことだ」
と思っております。
「わざわざそうして徳島県まで足を運んでいただける方々を大事に思い、出来る範囲で精一杯の気持ちでお迎えすること」
この「気持ちを根幹に据えて行事の開催にあたることこそ、徳島の開運のために必要なことだ」と私は感じました。
こうして毎年、楽しみにやってきてくれる人たちが存在する。
「お金にならないから辞める」ではなく、であれば、「それを広げていくことができないだろうか?」と考えたり、また「他の同様なケースを探してみる」ことで、徳島の未来は開けるような気がしました。
最後に、また繰り返しになりますが、
「せっかく毎年訪れてくれる人をいかに温かくお迎えするのか」
この「感謝の気持ちの大切さ」こそ、私は「長い病気での療養生活中に気付かされた大切なこと」でした。
『「不平」「不満」は身を損なうが、「感謝の念」は自他を利する』
幼少期からいろいろな出来事を体験してきて、私は職場でのあまりに理不尽なことや、障害を持つ我が子のことで、「世の中を嘆き」ました。「悲観」しました。
すると、うつ病から始まり、離婚、ローンを完済した自宅を手放し、仕事を続けられなくなり、そして難病にて余命宣告を受け、それでもと頑張ったら心臓弁膜症になり、まさにドン底に。
でも、長い時間をかけてこのことに気付いて、できるだけ「ありがとう」と口にすることを心がけて、ずっとそういう意味のことを出来る範囲で行動で、「団地の草抜き等の清掃活動を毎日欠かさず30分、10年ほど」続けてきました。
「感謝の念」を思い浮かべるように、できなくても思えるように努力することから始めたのでした。
私がやったことで、病気をよくするために一番効いたことはこのことだと思えるのです。
「人を呪わば穴二つ」
というこわい言葉もありますけど、これは潜在意識のことで現実であることが、実際に証明されております。
「悪想念を捨て去り、感謝の念をできるだけ心の中に抱くこと。」
現在、曲がりなりにも、私はまたこうして奇跡のように社会復帰して日々を過ごせています。
「半年で半数が亡くなるから、無理を言わないように」と、かつては大学病院で医師に叱られたこともありました。
こうして元気になってきたことの恩返しの意味で、御世話になった方々を「お師匠」、その方たちへの「恩返し」ということから、「師」と「恩」より「師恩」。
またその「ご恩」によって命を長らえたこの大きさから「至恩」。
「師恩」、「至恩」の二つの言葉から私が名付けた「NPO法人しおん」。
昔に御世話になった方のお祝いの日にちなんで、昨年設立しました。
それも、まもなく5月18日で満一周年を迎えます。
私個人でのただボランティア活動でしかありませんが、「今、うつ病や難病で悩んでいる人たちにも、どうか希望を待ち続けていただきたい」ということを、私はこれからも自分自身の体験からお伝えしていくことができればと存じます。
以上、『「感謝の気持ちを持つことは自分の未来をも明るくする」~設立1周年を迎えて~』についてでした🙇
では、また来週金曜日にお会いしましょう。🙋
なお、よろしければ次のブログもご覧になってください🙇
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(続く)