『自律神経のことから生じる体調の不調~流れの変わり目を知るということ~』

みなさん、おはようございます😄

この「てるてる日記」では、この代表である自分自身のうつ病や難病での体験から、自分が取り入れて良かった方法や考え方について、お伝えしております。



先週は、『義を見てせざるは勇無きなり~「共生の社会」の実現の夢~』について、お話ししました。

今週は、『自律神経のことから生じる体調の不調~流れの変わり目を知るということ~』について、お話しします😄



自分自身はいくぶんマシになったと私は感じていますが、まだまだ季節の変わりのいわゆる「五月病」のように、自律神経失調症にような方も多いようです。

昨日、社労士事務所は定休日でしたが、夕方、急遽、電話で相談をお聞きすることとなり、その際に相手の方にそのように言われていました。

病気の人だけでなく、健康な人にもこの時季の「自律神経失調症」のような症状は起きる。

それはなぜなのか?

それまでにも何度かお話しをしてきたことですが、そのようなことで気になる方も多いようですので、あらためてお話しをしたいと思います。


自律神経の働きは、夏と冬で全く異なる働き方をします。

夏は「副交感神経が有利」となり、冬は「交感神経が優位」となります。

「副交感神経」はまったりとして「いつでも眠れそうだなあ」というリラックスした状態。

「交感神経」は神経が緊張して「いつでもゲームに出られます!」というウオームアップが終わった野球選手のような状態。




「なぜ、そんな風になるのか?」

夏は短い睡眠時間を補うために、また夏の過酷な環境に耐えられるように、何時でも仮眠が取れるなど疲労回復にしやすくなっている。

冬はウイルスなどの外敵から身を守るために、いつも戦闘態勢となっている。

このように言われています。




「なぜ”五月病”が起きるのか?」

前述の通り、夏と冬で自律神経の働きが全く異なりますから、途中で切り替えることが必要。

それが春であったり、また秋になります。

春のお話しばかりしていますが、秋口には夏場の疲れから「夏バテ」が大なり小なりみなさん起こりうるもの。

その時期にやっぱり自律神経の切り替えも合わせてあることから、予想外にしんどかったり、長引くこともあるものです。




そのように、「切り替える」という作業をして「以降段階」という時季が「春」だったり「秋」だったりします。

自他共にこの「移行期間」というのは「とても調整が難しい」ものなんです。

それは、大変「不安定な状態」となるからです。




普段の行動でも、それを「切り替えるとき」、ここは一種のターニングポイントになり得るものです。

例えば、空手の組み手で相手をしていたときに、途中で戦法を切り替えるときに。

また、仕事でイベントを開催中のときに、「記念講演会」から「本題のセミナー」に切り替えるときの司会をするときに。
さらには、日常生活では、「真っ直ぐに歩いてる際に」、急に思い立って「方向転換して他の方向へ行こうと向きを変える」ために、膝や腰を動かしたときに。

このように、この「移行時期」というのはとても不安定であることから、この「移行時期」に気をつけることで「心配する悪い状態が起きることを防ぐことも可能になる」というものなんですね。。。




違う例としては、例えば剣道しているとき。

「鍔(つば)迫り合い」と言って「竹刀をがっちり合わせ密着した膠着状態」の様子を想像してください。

何時までもこの状態では勝敗を決することはできません。

すると、試合続行するために、「離れる瞬間」が必ず起こるものです。

この「離れる瞬間」が「最も危険な瞬間である」ことは、剣道をされている方は当然、ご存じのはず。

また、同時に、この「離れる瞬間」を「あえて狙って待ち、相手が離れて勝負に出ようとした瞬間に打ち込む」ことで、「一瞬ながら大きなチャンスが到来する」ことにもなり得ます。

これは、私もよく使用する戦法です。




他の武道でも言えることですが、この「動作を切り替えるとき」が何にとっても「最も不安定な時期」となること。

だから、「自分自身の身体」でいえば、この「不安定な時期である春先、秋口を乗り越えることで、安定したいつもの状態を取り戻すことが出来る」ということになります。

そうするためには、「自律神経を整える」ように務められることで、「この時期の心身の不調を乗り切ることが可能」となるわけです。

そこで、この時期、「ちょっと身体が変だなあ」という方の多くは、「自律神経の乱れが起こっている」ということを頭の隅においておき、そしてその不調を取り除くためには、「自律神経の安定させるために良いこと」をされることです。

対処法を知っておくことで起きる嫌なことを最小限に抑えることができ、また違う場面では「敢えて不安定になる時期を知っておくこと」で「自分にとってもチャンスをうかがい知ること」ができる。




私は、自分自身の10年以上を過ごした療養生活で、こうしたことを実行してきて、良くなることができました。

ただし、こうした自律神経のことでは本当に「即効性はないこと」がほとんどです。

でも、知っておくことで「不安になることを防ぐこと」は可能です。

また、「応用することで、大きな勝機を見いだすこと」も可能です。

今日は、このように「連続した状態からある変化をするときには、通常は不安定な状態となる」こと、そして「そのことを念頭に置くことで対処することも可能となる」ことについて、お話しをしました。




以上、『自律神経のことから生じる体調の不調~流れの変わり目を知るということ~』についてでした🙇

では、また来週金曜日にお会いしましょう。🙋


なお、よろしければ次のブログもご覧になってください🙇



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(続く)

『潮目をみること~状況判断~』
~注意しておくことで、ピンチもチャンスに変えることが可能です!~
2024/4/26