『今、やりたいことは、本当にやりたいことなのか、どうか?~アップルの創業者の言葉より~』

みなさん、おはようございます😄

この「てるてる日記」では、この代表である自分自身のうつ病や難病での体験から、自分が取り入れて良かった方法や考え方について、お伝えしております。



前回は、『身に起きたことは必ず役に立つときが来る~「創造性とは、点と点を結ぶ付けることに過ぎない」』について、お話ししました。

今日は、『今、やりたいことは、本当にやりたいことなのかどうか?~アップルの創業者の言葉より~』について、お話しします😄



アップル創業者のジョブズ氏は、とある講演をしていました。

そのとき横の席にいた女性を口説いて「土曜日にデートしよう」と約束をしました。

実は、なんと!その夜に仕事の営業担当とのディナーをする予定があったのです。

でも、車で向かってる途中、ジョブズ氏は「今日を人生最後の日と思って、何が大事なんだろう?」と考え直したんです。

そこではふと大切なことに気づいたジョブズ氏は、車をUターンして女性のもとに向かいました。

「さっきの話、今晩にしませんか?」

ジョブズ氏は、仕事をほったらかしにして、なんとデートに行ったわけです😅

この女性は、後に妻となったのでした。




「今日が人生最後の日だったら、今日やろうとしていることは本当にやりたことだろうか?」
(If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today? )
 


ジョブズ氏は33年間、毎朝鏡を見つめて自問自答していたそうです。

「もしも、今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていたことは本当にやりたいことだろうか?」



私は、10年以上もの病気の療養中、同じ意味の仏教の言葉の真意を知って、今も大切にしています。

「臨終正念」という言葉です。

そのことを理解するきっかけとなったのは、ガンで余命宣告を受けたある高齢の女性の話でした。



その女性は病院での診察の際に、主治医にこう言いました。

「先生、私は今度生まれ変わったら、ぜひ富士山へ登ってみたい」

すると、主治医は

「だったら、今から行けばどうです?途中までなら車で上がることもできるはずですよ!」

すると、その女性は、確か東京からだったと思いますが、その病院を出てからなんと!タクシーで富士山の五合目まで行ったんだそうです😰

「生きているうちに行って来られた!」

女性はとても感激しました。



すると、それから味を占めたのか、毎月、同じことをするようになりました。

繰り返すうちに、その手段が変わっていったのです。

タクシーがバスに、バスがJR等に。

そして、ついには自分の脚で登るようになりました。

やがて、女性は本格的な登山まで始められてしまい、そのうちいつの間にか、ガンが消失していたそうです。



このお話を聞いて知ったとき、余命宣告を受けていた私は、

「それもそうだ!私もこの女性を見倣い、自分のやりたいことをすることにしよう。やりたくないこと、無理なことを他人の顔色をうかがうやめにしよう。」

そう考え、それから実践していったのです。

別に人に迷惑をかけることでなければ、きちんとした理由があれば、私はそうしても良いと思いました。



それでも、理解されずに、大変な目に、酷い目にあったこともたくさんありました。

知人であって仲良くしていただいた県議等もだんまりとしたこの時に、ほんの少しの人が私に寄り添ってくださいました。

その寄り添ってくれた中には県庁時代のお師匠も含まれています。

このことがあったおかげで、私はそのごく少数の方たちに対しての感謝の気持ちから、こうしたNPOの活動や本業の社労士として障害年金の申請代行業務を行っております。



前述の県庁時代のお師匠に教わったこと。

「いつかお前が私と同じ立場となったときに、私がしたことと同じことを部下たちにしてやって欲しい。私は県庁の仕事が好きだ!そうすると、私の好きな県庁という職場がずっとそのままで続くと思っているから。」

私は職場の人間関係から病気になってしまい、県庁を去り現在に至ります。

家庭も家も失い、当時は本当に辛かった。



でも、今はこうしてやっと自分自身の生き方ができるようになってきたことで、県庁にてはできなくなったことを、私なりに「恩返し」としてできれば良いなと思っております。

これが、「師恩」であり「至恩」であったからこそ、このNPOは「しおん」と名付けました。



ところで、昔、健康で若い頃、お世話になった方が昨年5月、知事に就任されました。

前の知事が20年間過ごしたところを、就任した早々にいきなりどうこうするのは難しいことと存じます。

でも、昔の頃のように、彼には若さと持ち前のガッツで頑張っていただきたいと、私は祈っております。



さて、話を戻しますが、

スタンフォード大学の卒業スピーチにおいて、ジョブズ氏は次のように語っています。

「一番大切なのは自分の心と直感に従う勇気を持つことです。」

みなさんは、目の前に愛した女性がいるとして、どっちを取りますか?

「営業の仕事?それとも目の前の女性?」



自分自身の人生ですから、

「もし、目の前の愛する女性と一緒に暮らしていても、ずっと愚痴をこぼしながら暮らす生活」

は、生きていっても、それでお金がいっぱいになったとしても、みなさんは本当に幸せでしょうか?



一度、みなさんも今日の言葉の意味をお考えいただきたいと、私は思います。

「自分の命がもし今日しかないとしたら、私は本当にこのことをやりたいのだろうか?目の前の愛する女性と私は、何を、どう、したいのだろうか?」

と。



以上、『今、やりたいことは、本当にやりたいことかどうか?~アップルの創業者の言葉より~』についてでした🙇

では、来週金曜日にまたお会いしましょう。🙋



また、よろしければ次のブログもご覧になってください🙇


「障害の程度要件につい②~ここが肝心🙋~」 [徳島障害年金サポートセンター 運営:ライトハウス社会保険労務士事務所:障害年金専門社労士が全件個別対応!] (lighthouse-sharoshi.com)  毎週月曜日更新!


『今日が人生最後の日だったら、今日やろうとしていることは本当に』~ジョブズ氏の言葉から一日一言~ | 悔いのない人生をおくるために~うつ病とたたかう社会保険労務士~ (ameblo.jp) 原則毎日更新中!

(続く)

~それは本当にやりたいことなのか?~
~今日しか生きられないとしたらあなたは?~
2024/1/12