自らのうつ病や難病の体験から振り返る

『呼吸法のトレーニングのお勧め~動けなくてもできること!~』

~ずっと健康でいるために~

業務の都合により、なかなか更新できずに申し訳ありません🙇

この度、こちらのブログの更新を毎週火曜日及び金曜日とすることになりました。

その他の2つのブログについても、同様に週2回の更新といたしました。



前回は、「要らないことを削除すること」について、お話ししました。

今日は、「呼吸法のトレーニングのお勧め~動けなくてもできること!~」について、お話しします。



しばらく前に「呼吸法がいかに大切であるか」について、お話ししたことがありました。

特に、「吐くこと」により力を発揮することができる。

だから、武道、格闘技の世界では「呼吸を乱すな!」と教わるのは、「吸ったとき」には力を出せない。

呼吸のコントロールができなくなれば、力のコントロールもできなくなります。

このような内容でした。



では、息を吐くことに要する時間はどうでしょうか?

空手を例にします。

「短く早く吐くこと」で「動作を素早く」することができました。

「蹴り」の動作で、「シャッ」という言葉を短く言いながら息を吐き出すと、そうなりました。

別に、「シャッ」でなくても良いのですが、10代の頃に私自身が教わったように、「サ行」が一番良い感じがします。



その頃、漫画コミックなどではよく「セイッ!」というかけ声を出しながらやっている姿を、描かれています。

今でも、道場に行けば素人の人に見られることもありますが、私自身がやってみたところ、あれはお勧めできません。

間延びした感じでかえって動作が遅くなったようになり、流れにそって動こうとすると舌を噛みそうになりました。

実際に、黒帯で「セイッ!」とか「セイヤ!」とかっていう人を一度も見たこともありません。

ポイントは「短く早く」ですから、動作も同じく「短く早く」なります。



反対に、「長くゆっくり」吐くとどうでしょうか?

精神的に落ち着いてリラックスすることができて、血圧を下げる等の効果があります。



ところで、空手の呼吸法には「息吹(いぶき)」、「のがれ」というものがあります。

詳細は控えますが、ちなみに「息吹」という呼吸法によって得られる効果としては、次のようなものが上げられます。

1.供給できる酸素の量が増加すること。

2.息を吐くときは筋肉が緊張状態になり、内面の筋肉(インナーマッスル)を鍛えること。

3.精神を安定させ、リラックスさせること。

4.緊張も緩和させること。

5.自律神経を整えること。

6.疲れにくい体になること。

7.判断力、決断力が上がること。

8.脳の情報量も増やし、生産性を上げること。



私がうつ病や難病で大変だったときに、この呼吸法をよくやりました。

というか、それしかできないせいもあったからです。。。

あまり動けなくてもできることですし、私はお勧めします。



以上、「呼吸法のトレーニングのお勧め~動けなくてもできること!~」についてでした🙇

では、また金曜日に。。。🙋

(続く)

「たかが呼吸、されど呼吸法」
~動けなくても息することはできる~
2023/8/22