昨日は「やめる勇気~それは今必要なんですか?~」について、お話ししました。
今日は、「要らないことを削除すること」について、お話しします。
うつ病など病気になったときによく言われるのが、「今までと少し方向性(ベクトル)を変えましょう」ということです。
その理由は、「これまでの生き方が合わなかったことで病気になった」ということなんです。
で、私も10年あまり実行しようとしましたが、当時は50歳前後となっていて、さすがにおいそれとはできませんでした。
若ければできるのかもしれませんが・・。
そこで、私がやったことは流行ってからだいぶなりますが、いわゆる「断捨離」でした。
どうしたのかというと、まず病気で健康なときとはまるで同じようにできるわけがない。
そこで、毎日することは食事とか、あとはできればシャワーとか、健康な人が聞くと「なんで?」となることばかりでした。
ここで、まず努力したのが「やらなくても死なないこと」のうちの一つ、シャワーとか着替えとか、それに洗濯することなどを少しずつ加えていきました。
そうしながら、その他のこととなったときに、「なぜ、今までこのことをやってきたのかな?」と自分のすべきことをチェックしていったんです。
それから良くなってきて社労士を始めたときに、何かのビジネス誌にこうありました。
「新しいことをやるために時間を確保することよりも、今までやってきたことを点検して、不要なと感じた業務をやるべきことから外すことの方が大切だ」
ここでもじばらく前にお話ししたように、「入れること」よりも「出すこと」を優先するわけなんですね。。。
「これっ大事だから!」と加えるよりも、「この業務って必要なのかな?」検討してみて、削除するようにする。
これは私自身が病気療養中にやったことと同じことだと思いました。
病気になったから「新しい自分の生き方を・・・」は難しいのですが、「これって要らない?」として「捨てる」ことの方がずっと」簡単でして、結果、こころにも、また身体的にも時間ができることで余裕が生まれてきたんです。
そこで、「何かを変えよう」「何かを加えよう」とするよりもまず先に、「要るのか要らないのか?」と考えてみて「要らないことを削除すること」をお勧めします。
そうして、余裕ができてから新しいことを取り入れようとする方が、「余裕ができたこと」で名案が浮かびやすくなるものだと私は感じました。。。
日常生活でもまた仕事でも使えるものですから、良ければお試しになってみてください。
以上、「要らないことを削除すること」についてでした🙇
では、また明日。。。🙋
(続く)