今日は、昨日に続いて「最適な身体の作り方~競技されている方?~⑤」について、お話します。
昨日は、「パフォーマンスを発揮するためには、必ず正しいフォームを意識してやること!」について、お話しました。
それでは昨日の続きです。
「フォームを意識して」なりたい自分の姿を思い描けたら、次に実際には競技中にはどのような動きが必要なのかを考えます。
ここはおそらく個人差があると思いますので。
参考までに、私がやったことは、競技に必要な筋肉の種類?でしょうか。
どういうことかというと、
水泳や自転車であれば、1セット当たり30回程度の回数で。
空手等になると、1セット20回程度の回数で。
これをフルスピードで休憩時間1分間×3セット。
これがごく普段の筋トレの場合でした。
(ちなみに、1セットは〇〇回は1回に続けてやる回数のことです。)
水泳や自転車は筋持久力を優先して、次に筋力みたいな感じで。
空手等の人とぶつかるような競技は、筋力もそこそこ必要なので、筋力も筋持久力もある程度必要ということで。
(筋持久力はある程度の回数を続けられる筋力のこと、でしょうか)
もちろん、特別な目的の場合の筋トレもありました。
「何を目指すのか?」ということを考えながらやってみること。
そして、「実際の競技のなかで自分自身で成果がでているのか、必ず確認しながら行うこと」が最も大事なポイントとなります。
目指すことに役立たない筋肉、身体は必要ないものですから。
普段にやる筋トレではこのように、「なりたい自分の姿をイメージしながら」行うこと。
そして、「そのイメージに近づくように自分で考えながら行い、そして実際の競技のなかで自分で効果が出ているのか、必ず検証しながら」行うことが大事なんですね。。。
ここでは、競技ということを例としてお話をしてみました。
が、これらのことは競技にかかわらず、普段に日常生活における自分自身の求めている姿、行動に当てはめると、例えば、50歳や60歳の方でも応用できるものと思います。
「筋トレ」として言えば、このように考えながら行うことで、膝痛や腰痛の予防にもつながるし、また筋肉を付けることで基礎代謝がアップし、結果として太りにくい身体になることができます。
また、転んだりした際にも、腕で突っ張ることで受け身が取れて大したけがをしないで済む。
また、脚のふくらはぎを鍛えることで、躓きにくくなったりして転びにくくなることや、ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれていて「脚に降りてきた血液を上半身へ送り返す働き」を助けることにもなります。
そして、もともと体力のない人、病気をしている人、また年を取っている人は、けがを防ぐという意味で先に話した水泳等のように、1セット30回程度で行うとリスクを取らなくて済むことになります。
病気が重かったときに私が気をつけていたことは、できるだけバンプアップ、つまり筋肉をパンパンにしないようにして、翌日、筋肉痛にならない程度に抑えることです。
なぜなら、そのような状態は血行不良を起こして病気の回復を遅らせる心配があったからです。
そのようなときに意識することは、『血行を良くして新陳代謝を促し、そして早く病気が治るように心がけていく』ことが大事だと思います。
以上、「最適な身体の作り方~競技されている方?~⑤」(最終回)についてでした🙇
では、また明日。。。🙋
(続く)