昨日は、「呼吸」についてのお話でした。
今日は、「血圧を下げるには」についてお話します。
ショウガ紅茶を流行させたお医者さん、石原先生 が著書の中でこんなことを言われていました。
「日本では偽物の高血圧の人が多い」
私がうんと病状が悪いときに読んだ本に書いてありました。
どういうことなのかというと、「圧力を下げる」ためには「入れ物を広げてやると下がる」
このことはみなさん、ご存じですよね!
では、身体の中でもそう考えるとどうでしょうか?
「人間はゴムじゃないからそんなことは無理です!」と言われそうですね。
でも、石原先生はそうではなく、「脚の筋肉を鍛えて大きくすることで、圧力、すなわち血圧を下げることができる」と言われていました。
では、大きくするってどういうことなのでしょうか?
それは筋肉が大きくなると血液がたくさん脚へ流れ込むことで、「圧力を脚の方向へ逃がすことができる」わけです。
いわゆる「ガス抜き」、これを身体の中でやるわけなんですね。。。
石原先生は、大学時代にパワーリフティングの選手だったそうです。
私がこの記事を目にしたときに、当時、石原先生は64歳でした。
先生は食事は夕食のみで、あとはショウガ紅茶に砂糖を入れて、脳のために糖分を何度か飲むということでした。
こうして、必要最低限のような食事をしながら、先生はあることをしていました。。。
朝起きるとジョキング4キロ、お仕事、夕方は毎日パワーリフティングの練習。
なかでも脚の代表的な種目、フルスクワットは140キロを10回ほどされていたんだそうです。
そうしながら、ご自分の身体を使ってみて「脚の筋肉を鍛えることで毛細血管が隅々まで張り巡らされたりすることで、血液が上半身から脚方向へ流れ込み、その結果、血圧が下がる」ということに気がつかれたのだそうです。
あるとき、私はこのことを話して、実際に高血圧で悩んでいる人に試したことがありました。
180 ➡ 100前後 と実際にそうなりました!
この人は当時、40歳くらいでお薬を服用していても常時血圧は160を超えており、普段からフルスクワットで160キロ×10回もやっていました。
このときはそれをもっともっと軽くして20回くらいも続けられる程度に軽くしてやってもらいました。
ところが、この人はしばらく合わなかったら、また160キロに戻して以前と同じことをされていたんですね・・・。
理由を尋ねると、「やっぱり重い物使う方がかっこいいから」と言われました😓
結論、「男はみんな馬鹿なのかな」と私は自分も含めてそう思いました。。。😅
以上、「血圧」についてでした。🙇
では、また明日。。。🙋
(続く)