昨日は、「活性酸素」についてのお話でした。
今日は、「呼吸」についてのお話です。
以前に、「入れることよりも出すことが大事」という内容でお話ししたことがありました。
そのときに「呼吸もそうですよ!」ってお話したと思います。
武道でも、スポーツでも息を吐きながら力を入れることが大事だったんですよね。。。
反対に、相手が息を吐くときに攻撃すると相手は力が出せないから、効果は大きいということでした。
このように、呼吸は力を入れる、出すときにも大事ですが、またゆっくりと息を吐くことで血圧を下げたりすることもできるんですね。
自律神経には、交感神経と副交感神経の二つがあって、交感神経は「エンジンをかけた車」のようなアイドリング状態、武道ですと戦闘状態のような感じのイメージです。。。。
反対に、副交感神経は、ゆったり~、まったり~となるイメージなんですね。。。。
息を長めにゆっくり吐いていくと、副交感神経が(交感神経に比べて)優位になるので、ゆったり~、まったり~となってしまいます。
お医者さんで血圧を測るときに、先生から「はい!深呼吸を2回ほどやってみて~!」って言われることがありませんか?
あれはこういうように血圧を落ち着かせるためなんですね。
私は病気がとても大変だった頃には頻繁にやってました。
で、試しに血圧を測ると10くらいの差がありました。
副交感神経が優位になると、
血圧が下がる ➡ 血管が広がる ➡ 心臓の負担が減る ➡ 脳や血管の負担も減る
ことにもなるし、また
まったり~、ゆったり~ ➡ 眠くなる ➡ 不眠症が良くなる
ということにもつながってくるわけなんですね。。。
今はすごく暑い夏真っ盛りです。
この夏には副交感神経が優位になります。
なぜなら、夜は暑くてなかなか熟睡できないときもありますよね。。。
ときどき目が覚めたりしてしまい・・・。
そんなときに副交感神経が優位だとゆったり~、まったり~だから、いつでも「お昼寝」できるようにして、夜に熟睡できなかった分の穴埋めをするためにもなっているんだそうです。
このようなことから、逆説的に長くゆっくりと息を吐くことで、夜の睡眠不足を補うためにしっかりお昼寝ができるようにして、休養を十分取って暑い夏を乗り切れるようにしたいものですね。
以上、「呼吸」についてでした。🙇
では、また明日。。。🙋
(続く)