私自身は今回の選挙にはほとんど期待はしておりませんでした。
誰が当選しても同じことだと考えていました。
が、9日の選挙で徳島県知事に後藤田氏が当選されたことは、昔を思い出して日増しに嬉しくなってきました。
私も若い頃、初出馬のときから応援し、この人しかいないと思っていました。
ところが、うつ病のために離婚し小松島市から徳島市へ転出。
その後、難病等を併発してから4年間の寝たきり生活を経て徳島県庁を退職する等の様々なことがあり、気がついたときにはなぜか、後藤田氏が擁立したはずの飯泉知事と仲違いのようなこととなっていたのを知り、とても驚きました。
それから段々と徳島県政は混乱を深めて、夢が見られなくなったからなのか、増加する徳島市の若者の転出には寂しい気持ちになっていました。
しかし、こうして後藤田氏が徳島県政を担われることとなり、混乱していた徳島県も徐々に回復していくことでしょう。
飯泉県政20年間で徳島県庁も大きく変わったように耳にします。
この20年間、その後に採用された職員などはかつての県庁の姿は知るはずもありません。
このために一気に変革することは難しく、本当に気が遠くなるほど大変なことでしょう。
しかしながら、私は、後藤田氏は先日まで内閣府の副大臣をされていたことから、今後、内閣府が中心として進めている「互助」による「共生の社会」の実現に向けて、先頭に立たれることだと思います。
かつて国会への初出馬のときのように、真っ白なTシャツ姿で県民と一緒になって「共生の社会の実現」のため行動する後藤田氏の姿に、またお目にかかりたいものだと期待しています。