みなさん、おはようございます😄
この「てるてる日記」では、この代表である自分自身のうつ病や難病での体験から、自分が取り入れて良かった方法や考え方について、お伝えしております。
先週は、『心構えと課題の設定~今日よりも明日、「スーパーサイヤ人になるために」』について、お話ししました。
今週は、『人と人とのつながりの大切さ~「情けは人のためならず」』について、お話しします😄
現在、本業である障害年金の申請代行業務の依頼者の一人が、末期癌の息子さんのことでいろいろと悩まれています。
医師がなかなか診断書をきちんと記載してくれないことで、ずっと私とともにその医師のことで悩んでいました。
医師は、どうも身体障害者手帳の診断書と勘違いされているようで、しかも私、社労士とは全くお話しすることもできない状況です。
当初からステージ4、1年6ヶ月の障害認定日まで生存していることでも私は感動したのに・・・・・。
というのは、末期癌として余命宣告されてから1年6ヶ月の障害認定日まで、生存している方も多くはないという事実からです。
そうする中、息子さんの奥さんが乳がんで乳房を切除し子供のためにと頑張っていましたが、先日、ついに入院されたそうです。
中学入学したばかりのお孫さんを抱えて、一人で何もかもされている80歳過ぎのお母さん。
そのお母さんの様子が気になり、昨日、病院の帰りに私の事務所に寄っていただきました。
「私が頑張らなければ、うちの孫が・・・」
お母さんのお気持ちが痛いほど私にはわかり、二人で涙ぐみながらお話ししました。
ご自身も高齢で、しかも難病持ちで病院で精密検査までされているのです。
ただ、最近、お母さんにイライラしたりする言動が目立っていたことで、私は気になったのです。
私はうつ病となって自分自身、もう約30年にもなります。
良くなったり、悪くなったりする際には必ず、「いらいらトンネル」を通過することを、私は身をもって知っています。
医師にはおわかりにならないかもしれませんが、何もできないときの「うつ病」とある程度「元気な状況」との往来は、決して一気にエレベーターで上がる、降りるのではありません。
必ず「いらいらトンネル」を通過することになります。
私自身の体験で分析しながら療養しておりました。
そのときに考えたことは、「自分がこれまでできていたことができない」、「自分がここまでできるようになったはずだと思うことができない」など、「自分の現状と現実の間に大きなギャップが生じて、自分に腹を立てたりしてイライラしている」、このように分析しました。
そして、それは「ときどき周囲の人や物に対して怒りをぶつけることもあったりして、その後、さらに自分を情けなく思い、落ち込んで調子を悪くしていった」ことで、自分をできるだけ人と問題を起こさないように、一人でいるなどして自分自身を隔離したものでした。
そうしないと、「大切な人との人間関係が壊れてしまい、本当にひとりぼっちになってしまう。」
そうなっていくとしまいには「自殺願望」が強くなり、そのことだけを考えるようになるなどすることを、私は知りました。
そのことから、昨日、そのお母さんに自分のそのことをお話しして、「いらいらトンネル」にいて、睡眠障害や集中力の欠如が見られることから、「もうどうにもならない問題とは関わらないようにして、私の指示に従って欲しい。信じてください。」とお話ししたのです。
症状を他にも言い当てたことでお母さんはビックリしてましたが、私の病歴を知っているので納得いただき、「孫が一人になるので」と約束してくれました。
こうした「周囲の気付きが大切だ」とずっと言われてきましたが、「うつ病になっていないお医者さん」でもなかなかわからない「うつ病」のこと。
一般の方は「あんた、うつ病では?」となかなか言えることではありません。
激怒されることもありますよね、実際。
私は自分が病気まみれになったことが、障害年金のことも含めてこんな風に役に立つことで、「自分が生きていても良いんだなあ」と余命宣告を受けていても、人が感謝してくれることから「自殺しようと思わなくなりました」。
「まだ、こんな私でも生きていて良いんだなあ」
このように私は私を頼ってくださる依頼者の声によって、また自分も生かされているし、前に進む勇気も与えてくれています。
こうした「人と人のつながり」こそが今の社会にはとても必要で、「義務や権利でギスギスした関係」ではなく、「お互い様だからとして寄り添える人間関係」こそ、今のどうにもならない日本には一番必要だと思いました。
以上、『人と人とのつながりの大切さ~「情けは人のためならず」』についてでした🙇
では、また来週金曜日にお会いしましょう。🙋
なお、よろしければ次のブログもご覧になってください🙇
『障害の程度要件について(腎疾患)~ここが肝心🙋~』 [徳島障害年金サポートセンター 運営:ライトハウス社会保険労務士事務所:障害年金専門社労士があなたの申請をご支援!] (lighthouse-sharoshi.com) 毎週月曜日更新!
4月2~8日は「発達障害啓発週間」~『情熱を持って取り組めること』~ジョブズ氏の言葉から一日一言 | 悔いのない人生をおくるために~かかりつけ医のような社労士を目指して (ameblo.jp) 原則毎日更新中!
(続く)