『自分の物差し~自律神経の働きから分析する~』

~3月は「自殺対策強化月間」です~

みなさん、おはようございます😄

この「てるてる日記」では、この代表である自分自身のうつ病や難病での体験から、自分が取り入れて良かった方法や考え方について、お伝えしております。



まず、始めに、この3月は「自殺対策強化月間」とされ、厚生労働省は関係府省庁等と連携し、さまざまな取り組みを実施することとしています。
3月は「自殺対策強化月間」です|厚生労働省 (mhlw.go.jp)




さて、いつものブログに戻ります。

先週は、『免疫力をアップしてインフルエンザに備えましょう!』について、お話ししました。

今週は、『自分の物差し~自律神経の働きから分析する~』について、お話しします😄



みなさんはお変わりございませんか?

私は軽い咳が続いています。

喘息のような感じになることもよくありますが、今回はそこまででは有りません。

病気はほとんど良くなってきたように思っても、季節の変わり目はやっぱり要注意です。



なぜなら、自律神経が冬型から夏型へ移行するために不安定な状態となり、この自律神経のそうした不安定な状態から身体の免疫機能を含めて全身が不安定となって、体調を崩しやすくなるからです。

自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の2つに区別されます。



「交感神経」は、神経を興奮させて緊張感をもたらせたりします。

活発に動き回り日中は、こちらがメインとなるため、「交感神経が優位」という状態となります。

また、「副交感神経」は、神経をまったりさせて、緊張を取り除いたりします。

横になって眠る際など、夜間はこの「副交感神経が優位」という状態になります。



季節でいうと、夏場は暑さのために夜の睡眠時間が少なかったりするため、「副交感神経が優位」という状態となり、いつでもどこでも眠ることができるような状態となります。

お昼ご飯の後、すぐに眠れるようなことは、この働きがあるからこそできることになります。

また、冬場は通常、風邪などのウイルス等により病気にかかりやすいことから、「交感神経が優位」という状態となり、いつでも外敵に対して攻勢をかけられるような状態となっています。




最近は温暖化のこともあって変わってはきていますが、冬に寒い地方は寒い期間が長いことから「辛抱強い人が多い」イメージがあったり、南の方は反対に暑い期間が長いものですから「のんびりとした人が多い」というようなイメージをお持ちの方も多いと思います。

これらはそういった自律神経の表に出た姿だということもできるものと思われます。



また、この自律神経のどちらの側が優位であるかによって、体調は大きく変わることとなり、「その人がどういった病気になりやすいか」ということまで左右されることにもなります。


どういうことかと申しますと、「交感神経が優位」であることが多い人は、緊張した神経の状態からよくピリピリした感じがしたりして、血圧が高く、決断力があり行動が早く、反面にせっかちであったりもして、夜の睡眠時間は短くなり、高血圧や脳や心臓の疾患など通常、加齢とともに要注意となる疾患を起こしやすくなる傾向が見られます。


反対に、「副交感神経が優位」であることが多い人は、いつもまったりしたような感じであって、気が長くて温和である人が多いが、反面、行動や取り組み始めるのが遅かったりする人が多く、また夜はいくらでも眠れるというような感じであって、どちらかというとアレルギー性の疾患を患いやすいようです。


全部が全部、当てはまるというものではありませんが、大抵の方がこのどちらかにあてはまるという場合が多いと思います。



横にした棒グラフを思い浮かべてみてください。

右が「交感神経が優位」、左が「副交感神経が優位」であるとし、最も良い状態はどこになるのか、おわかりになりますでしょうか?


答えは、棒グラフの中心付近です。

「過ぎたるは及ばざるがごとし」

の格言のとおりに、この棒グラフでは「端っこにいくほどどちらかの疾患を起こしやすい」ということになります。




大ベストセラー「免疫革命」の著者である阿保徹先生は、「病気は自律神経の乱れから起きる」と言われていました。

このことからも自律神経の働きを頭に入れておくことや、自分がどちらの側が優位であるのかを知っておくだけでも、ある程度、自らで大きな病気を患うリスクを下げることができるものと思われます。



私自身は、大病を患ってから10年というとても長い間を過ごしてきたことで、こういったことには大変詳しくなりました。

治療方法がないことから、「どうすれば・・?」と思い悩み、何でもかんでもできることはやってきたことが、良くなってきた現在は私自身の「大切な物差し」となってくれています。



「雨降って地固まる」

病気に感謝するわけではありませんが、そのおかげもあって私は自分の身体や心に呼びかけながら、毎日を自分らしく仕事や空手の稽古をして過ごすことができている次第です。





以上、『自分の物差し~自律神経の働きから分析する~』についてでした🙇

では、来週金曜日にまたお会いしましょう。🙋



また、よろしければ次のブログもご覧になってください🙇


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(続く)

『ものさし』
~自分用の物差しをお持ちでしょうか?~
2024/3/8