前回は、『究極の免疫療法~「貼るカイロ」~』について、お話ししました。
今日は、うつ病の酷かったときに私がやっていたことの一つ、『「小さな成功体験の積み重ね」~自己肯定化ということ』についてお話しします😄
うつ病って自分に対して本当に「自信がなくなる」んです。
自信を持ってやってきたことが、「ガラガラと音を立てて崩れていく」ような感じでしょうか。。。
とにかく、「何をやってもだめだ・・・」「もうどうすることもできない」となっていき、終いには「自分が生きているからこんな悪いことが起きるんだ・・・」と思い詰めて、サイトで「自殺読本?」とかばかり見ていた時期もありました。
そういうなかでようやく「少しだけ・・」という気持ちが出てくるときが必ずやってきます。
が、それは「希望の光」というようなものではなく、「マッチの灯火」みたいに「吹けば消える」ものなんですね。。。
なら、どうすれば良いのか?みなさんならどうされますか?
私は、そうなるまでは次のことを毎日やっていました。
『毎日3つだけ、今日あった良いことを日記に書き出す』
そうするうちに、ちょっぴりだけやる気が起きてきたら、「絶対にできそうな簡単なもの」に挑戦します。
それができれば、また同じことをしばらく続けていきます。
いったい何をどうしたいのか?
それは「自分に自信をつけるために」やることなのですが、注意するのは
「絶対にできそうなことをやらなければならない」
ということです。
「なんだ、それ?」
こう言われそうですが、私の本当にひどいうつ病のときなどは、「コップの水」をひっくり返したことだけで、しばらくその場でジッとしたまま動けなくなり、ただ涙を流しながら「もうおしまいだ・・」と心の中で人生を諦めてしまうようなことが何度もありました。
実は、このしばらく前まで、私はペットボトルの水だけで1月半を過ごしていました。
その時期、私は他には何も口にしていません。
ただ、横になっているだけでした。
そういう状態から少し抜け出ただけの頃なので、すぐにまた元に戻るのはとても簡単です。
そうならないようにするためにも、「絶対にできそうなことを選ぶこと」が最も大切なんです!
それを地道に続けていくと、もう少し自信がちょっぴり大きくなったことを確信したら、またちょっぴり大きくして・・・の繰り返しを行います。
こうした『小さな成功体験の積み重ね』こそが、私は自分自身のうつ病体験の中で大変有効だったように思われます。
長い時間がかかりますが、何もしないよりはずっとマシです。
焦っても決して良いことはありませんので、気長に続けること。
そうして少しずつ良くなっていき、失った自信を取り戻すために、過去の自分を振り返ることを続けながら、「自己肯定」を進めていくのです。
「私は正しかった!」
いつの日かきっとそう思えるときが必ずくるものだと、私は自分の体験から申し上げます。
『獅子は我が子を千尋の谷から突き落とす』
そうしてきて病気を乗り越えることができたときに、あなたは病気をする前よりももっと大きな自信と力を得ることができるはずです。
以上、『「小さな成功体験の積み重ね」~自己肯定化ということ』についてでした🙇
次回からは申し訳ありませんが、しばらくの間、金曜日のみの更新となります🙇
また、どうかよろしくお願いいたします。
それでは、また金曜日にお会いしましょう🙋
(続く)