自らのうつ病や難病の体験から振り返る

『何かを「入れる」ことよりも「出す」ことを考えてみる』

~ずっと健康でいるために~

昨日は、私には一番過酷な季節である夏に、いったい他に何をしていたのか、思い出しながらまとめてみました。

今日は、「身体の中の断捨離」についてです。



みなさんはデトックスという言葉を耳にしたことがありますか?

ちょっとはやっていた時期がありましたね。

身体の中の老廃物などの、言わばゴミを積極的に体外へ排出しようとすることですよね。。。

これ以外のことでも「入れること」と「出すこと」では、ほとんどのことで「出すこと」の方が優先なんですよ!




例えば、今は夏真っ盛りということで、水泳のクロール!

この息継ぎも水の中で吐き、顔を外に出して吸います。

前方の水面に手を着水してからかき寄せるときに、顔を水面より下にして息を吐ききり、かき終わったときは反対の手が水面に着水する寸前に、顔を水面から出して息を吸い込みます。

このときも、「息を吸う」ことよりも「息を吐く」ことの方が大事です!



他のスポーツでも、また私がやってる空手とかの武道でも、インパクトの瞬間に息を吐き出します。

武道では昔から「呼吸が大切」だと言われてきました。

「息を吐き終える」ときは力を出せないからです。

「呼吸を読め」と私も空手の師匠からよく言われました。

筋トレでも同じですよね。。。

バーベル上げるときに力を出すから、息を吐きます。



また、病気で言えば、今の時期は特にだと思うのですが、よく暴飲暴食しやすくなる方が多いと思います。

(なぜかな・・・?)

で、胃腸の調子の良くないときには、食べるのを控えて「胃腸を休ませる」ようにします。

どちらかと言えば「出す方を優先」させます。



また、最近えらい暑いので、外出先から帰宅したとき、締め切った部屋はまるでサウナのようですよね。。

このとき、「窓を開けて風通し良く」したりしませんか?

この場合でも、ついでながら家中の換気扇を付けっぱなしにしたり、業務用の超強力な扇風機を外に向けて回したりすると、家中の熱い空気を外に「吐き出す」ことで、代わりに窓から温度の下がった空気が「入って」きます。



ところで、昔、歴史のときに「宣教師のフランシスコ・ザビエル」について習いましたよね?

大西洋をまわって彼は日本へやってきました。

が、その航海の途中で彼は9回も死にかけたそうです。

で、そのとき彼が一命を取り留めたその方法は「瀉血」です。

「血を抜いた(出した)」わけです。

血液を抜くことで新陳代謝を活性化させ、自己治癒力をアップさせたわけです。

健康のために献血されるのも同じ効果があると聞いています。



このようなことで、私たちの日常生活のいろいろな場面で、「出すこと」が優先されていることがたくさん存在します。

身体だけではなく、こころの中でも同じことが言えるんですね。。。

困ったときには「何かを求めて入れる」ことを考えるよりも、まずは「何かを出すこと」を考えてみるのが良いと思います。



私もこのようにして病気を良くしてきました。

良ければお試しになってくださいね。。。



では、また明日。。。🙋



(続く)

『「出すこと」が大切!』
~何かを「入れる」ことよりも「出す」ことをおすすめ~
2023/7/18