自らのうつ病や難病の体験から振り返る

どうして病気になるのか?(5)

~うつ病のこわさ~

そうして、私はコロナウイルスの騒動のやや少し前から目に見えて良くなっていきました。

しかし、そこまでの期間は、県庁退職から数えてみても約14年以上もかかっています。

阿保先生のお考えの一つは次のとおりです。

1.西洋医学は、急性期の治療には強い効果を発揮するが、反面として副作用が強い。

2.東洋医学は、副作用が少なくて長期間の治療には優れているが、反面、効き目があらわれるまで時間がかかる。

3.民間療法等は、費用もかからず、身近にある食品などであるため副作用の心配はないが、反面、人によって効く人や効かない人、あるいは、効き目に違いがあるなどのバラツキがある。

この長短の両面から、西洋医学と東洋医学のどちらが優れているのかという議論をすべきではなく、個人個人の状態や症状などに応じて使い分けをするということが大切だとされています。

2023/6/1