悩みながら毎晩遅くまで「今度こそ頑張って・・」と研究を続けるうちに、今度は阿保先生自身が癌になり、そしてうつ病まで患ってしまったのです!
「今まで僕がやってきたことはいったい何だったのだろう・・・」、こう自信をなくして悩み続けるうちに、病気になって仕舞われた先生。
ただし、ここからが先生のすごいところでした。
阿保先生は、自らの身体を使って「何が違っていたのか。どうして誰も救えなかったのか。自分が一生懸命にしてきたことは間違っていたのだろうか。」と検証を始めました。
先生は、現代医学=西洋医学と東洋医学(漢方など)、それから民間療法に至るまで、自らの身体で確認しながら「それぞれの治療の効果や特性」などについて調べていったのです。